建物は雨や風・直射日光などに日々さらされています。そういったさまざまな外的要因により老朽化します。
使われている塗料の種類や性能、立地条件によって大きく差が出ますが、通常4~5年に一度くらいは点検されることをおすすめします。
老朽化が進んでしまいますと、改修にかかる時間や費用もかさむ上、お住まいの資産価値まで落としてしまう事になりかねません。
下記の症状が出ていましたら、塗替え時期の目安です。
- チョーキング
現象 - 壁を触った時に白い粉状のものがつきます。表面の塗膜が弱り、雨水をはじかなくなっています。
- クラック
(ひび割れ) - モルタル壁は年月が経過すると、表面にひび割れを起こします。雨水が中に入り建物の基礎を傷める原因になります。
- 色あせ、
塗料の剥がれ - 直射日光が当たる場所に良く見受けられます。表面塗膜がはがれ落ち、防水能力が低下します。
- カビ・コケ・
藻の発生 - 水はけが悪い場合、日陰や結露の多い場所に、カビ・コケ・藻が発生します。
- コーキング
割れ - サイディングの継ぎ目(目地)部分にコーキングと呼ばれるシール材を使用します。コーキングは時間とともにひび割れを起こします。雨水が中に入り建物の基礎を傷める原因になります。
- 色褪せ 塗装剥がれ
- 屋根の劣化の特徴として一番よく見受けられるのが、色あせです。表面塗膜がはがれ落ち、防水能力が低下します。
- 錆(さび)
- 内部まで侵食が進んでいますと、塗装だけでは対処できない場合もあります。
- カビ・コケ・
藻 の発生 - 日陰や結露の多い場所に、カビ・コケ・藻が発生します。雨漏りの原因になります。
- 色褪せ
塗装剥がれ - 防水層を覆っているトップコートや表面の機能が低下してきた証拠です。完全に保護機能を失ってしまうと、防水層が直接、風雨や紫外線に晒されるため、劣化が早まります。
- 排水不良
- 水が溜まってしまうと様々な部分に悪影響を及ぼします。放置し続けると、建物内に漏れ出し、雨漏りや各部の腐食・劣化につながりかねません。
- 表面の浮きや
波打ち - 一見、浮きや波打ちがなくても、踏むと変形する場合はトップコートやその下の防水シートが弱ってきています。
- ひび割れ
- 雨水の浸入の他、紫外線なども直接あたることになるので、防水層の劣化を加速させます。
- 植物の繁殖
- アスファルトやコンクリートを破壊し、成長します。表面や外壁、防水層だけでなく、躯体そのものを損壊させてしまう可能性もあります。